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メールマーケティングとは?全体像について基礎から解説

メールマーケティングとは、メールを活用して、顧客とのコミュニケーションを積極的に行い、購入数・申込数を増やす、マーケティング施策のことです。B to B商材・B to C商材、業種を問わず業績に貢献をします。

メールを活用したビジネスは、他の新手法に比べて「古い」と判断をされがちであります。しかし、2021年現在、世界中の電子メールユーザーの総数は、39億人を超えています。また、ユーザー数は、このまま伸び続け、2024年には44億人にも到達すると予測されています。

In 2019, the number of global e-mail users amounted to 3.9 billion and is set to grow to 4.48 billion users in 2024.

2019年の世界の電子メールユーザー数は39億9千万人で、2024年には44.8億人に増加する見込みです。

引用元:Number of e-mail users worldwide 2017-2024 Statista

これはFACEBOOKユーザーの総数20億人の約2倍にあたる数値であり、メールマーケティングの市場規模の大きさ、事業見込みを物語っています。

今回は意外と知られていないメールマーケティングの底力について、具体的な数値を交えつつ、全体像について基礎から徹底解説をします。

目次
  1. メールマーケティングとは
  2. メールマーケティングのメリットとは
  3. メールマーケティングのデメリットとは
  4. メールマーケティングの種類
  5. メールマーケティングの用語集
  6. メールマーケティングの配信の流れ
  7. メールマーケティングに必要なもの
  8. メール配信ツールの種類と特長
  9. メールマーケティングの成果を上げるためのコツ
  10. メールマーケティングの注意点
  11. まとめ

メールマーケティングとは

メールマーケティングとは、メール配信を行うことにより、顧客との継続的なコミュニケーションを行うマーケティング施策です。

ひとえにメールマーケティングといえど、手法は大きく分けて5つあります。

  1. ステップメール
    顧客のアクション後に一定の頻度で自動配信されるメール
  2. ターゲティングメール(セグメントメール)
    顧客の属性ごとに配信内容を変えるメール
  3. 休眠発掘メール
    長期間音沙汰のない顧客に対するアプローチをするメール
  4. メールマガジン
    購読者全員に一斉送信するメール
  5. リターゲティングメール
    顧客の特定アクションの後に自動配信される営業メール

それぞれの詳細な違いについては、後述しますが、どの手段を用いるにしろ共通をしていることは「継続的に顧客とのコミュニケーションを行い、購入・申込につなげるためのマーケティングツールである」ということです。

メールマーケティングで配信する内容は、次のようなものです。

  • 顧客に役立つ情報の配信
  • 新製品やキャンペーン告知の配信
  • ニュースリリースの配信
  • 商品やサービスの宣伝メールの配信
  • 商品購入のお礼メールの配信 など

このような手段を用いることにより、顧客の購買意欲を刺激し、コンバージョン(成約)へと導くことができるのです。

メールマーケティングのメリットとは

メールマーケティングのメリットは6つあります。

投資対効果が高い

メールマーケティングは、数あるマーケティング手法のなかでも、もっともROI(投資対効果)が高い手法であります。

ソーシャルメディアや検索型広告など他のツールに比べると、ROIの数値は4倍以上です。

メルマガの費用対効果メルマガの費用対効果

出典:2019 Email Marketing Industry Census In association with Upland Adestra

また、アメリカやイギリスに拠点を置くIT企業「Litmus」の調査によると、わずか1ドルの出費に対して、平均して42ドルのリターンがあることが判明しています。

Brands in the travel, tourism, and hospitality industry report the highest email marketing returns.
* Average: 42:1
* Software & technology: 40:1
* Marketing, PR, & advertising agency: 42:1
* Retail, ecommerce, & consumer goods or services: 45:1
* Media, publishing, events, sports, & entertainment: 45:1
* Travel, tourism, & hospitality: 53:1

旅行、観光、ホスピタリティ業界のブランドは、メールマーケティングの収益が最も高いと報告しています。
*平均:42:1
*ソフトウェアとテクノロジー:40:1
*マーケティング、PR、広告代理店:42:1
*小売、eコマース、消費財またはサービス:45:1
*メディア、出版、イベント、スポーツ、エンターテインメント:45:1
*旅行、観光、ホスピタリティ:53:1

引用元:[Infographic] The ROI of Email Marketing Litmus Blog

このため、メールマーケティングを実施した企業のうち86.7%の企業が、翌年度以降においても継続して活用し、また予算を増やす傾向にあります。

86.7 percent of the survey’s respondents said they would spend more money on email Marketing this year.

調査の回答者の86.7%が、
今年は電子メールマーケティングにより多くのお金を費やすと述べました。

引用元:2016 Email Marketing Insights Study: The Results Are In Emailonacid

人材不足でも顧客の追客を行える

継続的に見込み客とのコミュニケーションを図るメールマーケティングを活用することにより、人材不足でも顧客の追客を行えます。メールを用いた追客のことを、メールナーチャリングとも呼びます。

人材が不足をしていると、当然ながら顧客の追客が行えません。仮に新たな人材を雇うとなると、新卒で平均270万、中途で平均416万ほどの負担(年換算)が発生してしまいますし、採用の手間や時間もかかります。

その手間、時間、コストを大幅に削減をし、社員の代わりに顧客のつい追客を行ってくれるのが、メールマーケティングなのです。

メールマーケティングを用いてナーチャリングをすることにより、顧客全体の温度感を高められると同時に、温度感の低い顧客を逃さずにすむのです。

エンゲージメントを高められる

メールマーケティングを活用することにより、顧客の「エンゲージメント(企業と顧客の信頼関係)」を高められます。

なぜなら、メールマーケティングを行うことにより、顧客と定期的に関わることができ、単純接触効果が生じるためです。単純接触効果とは、「接触回数が増すごとに好感度が増す心理現象」のことです。

したがって、メールマーケティングを活用することにより、顧客のエンゲージメントを高められるのです。

エンゲージメントを高めることにより、ひいてはファン顧客やリピーター顧客、アンバサダー(口コミ伝達者)を増やすことができます。

とくに、自社に対する愛着度が非常に高いアンバサダーは、開封率や反応率が他の顧客に比べて格段に高く、新規顧客も連れてきてくれるため、事業に多大な影響を与えます。

見込み客のステータス(検討度)を上げられる

メールマーケティングを活用することにより、見込み客(1度でも何らかの接点があった顧客)のステータス(検討度)を上げられます。

先ほどは、顧客との接点が増えること(単純接触効果)について触れましたが、当然ながら接触回数以外の側面(メールの内容)でも、顧客の購買意欲を上げるうえで役立ちます。

メール配信サービスでは、ネットワーク上の行動履歴、購入履歴を用いることにより、顧客ごと場面ごとにパーソナライズした内容の配信ができます。

したがって、メール配信をすることにより、見込み客のステータス(検討度)を上げられるのです。

効果測定をしやすい

メールマーケティングでは、効果測定が容易にできます。具体的には、次の項目の測定ができます。

  • メール到達率
  • メール開封率
  • メール内クリック率
  • コンバージョン率(CVR)
  • オプトアウト(解約)率

自社の配信成果を客観的に計測ができるため、効果最大化に向けての試行錯誤が行いやすくなっています。

メールマーケティングのデメリットとは

メールマーケティングにはデメリットもあります。それは、運用をしていくうえで一定のコストが生じる点です。

コストの内訳は下記であります。

  1. メール配信コスト(一斉配信システム利用費)
  2. リスト生成コスト(広告・販促費)
  3. メール運用コスト(コンテンツ作成費・実業務に関わる人件費)

メール配信コスト

メール配信コストについては、メール配信サービスの利用料がこれに該当します。機能や提供会社により、コストは変動しますが、一般的に次のようなコストがかかります。

  • 初期費用:1万円~5万円
  • ライセンス料:0円~500万円
  • 月額:2,500円~1万5,000円

※システム買い取り型と月額契約型で費用が大幅に変わる

メール配信コストを下げる秘訣は、地道なツール選定調査をすることです。自社の顧客総数と、各社が提供するツールの性能を照らし合わせ、もっともコストパフォーマンスの高いものを選定することにより、配信コストを最小限に抑えられます。

リスト生成コスト

リスト生成コストについては、メールアドレスを登録してもらうための、広告・販促費が該当します。

日本のマーケティング会社「株式会社エックスラボ」によると、メルマガの1リストを獲得するうえでのコストは、おおむね次のとおりであるとのことです。

メルマガリストの場合、現在の市場価値は高くなっていて、昔は1アドレス300円~500円が相場でしたが、現在は1,000円~2,000円ほど獲得単価が掛かることもあります。
リストマーケティングをして集客を楽にしましょう 【公式】OGS通信

リスト生成コストを減らす方法は、2つあります。

  • 手間を増やして、コストを下げる
  • 工夫をして、コストを下げる

一つ目については、SNSで運用をしている社員それぞれの個人アカウントにて、仲良くなった人に対して、個別で登録喚起のメッセージを送信する方法があります。

メルマガの教科書」の運営者によると、この方法を活用したところ、登録率は50%程度あったとのことです。

二つ目については、自分のノウハウをまとめた動画やレポートを作ってメール限定で配信をすることです。

こういった手法を用いることにより、リストの生成コストを減らせます。

運用上の負担

金銭的なコスト以外にも、時間や労力といったコストもかかってきます。

購読者の関心を掴むうえで役立つ、配信内容の鉄板ネタや文章構成はありますが、自社の購読者に合わせたテコ入れが必要になってきます。

例えば自社の購読がどのようなことに関心をもっているのかといったリサーチに時間を割く必要があります。顧客の関心は、世間のトレンドにも影響を受けるため、常にアップデートをし続ける必要があります。

購読なメール配信をしていくうえでは、それ相応の労力が必要となってくるのです。

メールマーケティングの種類

メールマーケティングの種類は次の5通りあります。それぞれには異なった特徴があるため、効果を最大化するためには使い分けをしていく必要があります。

 

ステップメール

ステップメールとは、会員登録や購入など何かしらの行動をしてくれた顧客に対して、あらかじめ準備したメールをスケジュールに沿って自動配信する手法です。

配信の種類は次の4通りあります。

  1. ウェルカムメール (会員登録に対するお礼メール)
  2. バースデーメール  (誕生日祝いのメール)
  3. 関係維持・顧客育成を目的としたメール
  4. サンクスメール (購入に対するお礼メール)

配信頻度は1日置き、3日置き、1週間置きとさまざまであります。

ターゲティングメール(セグメントメール)

ターゲティングメール(セグメントメール)とは、購読者のユーザー属性ごとにメールの配信内容を分ける手法のことです。

例えば「男性限定!リモートワークで働く男性の体調管理術セミナー」といったものを都内で開催とするとします。

この際に、東京以外の購読者、女性への購読者を省き、都内在住の男性にのみメールを配信する手法のことです。

休眠発掘メール

休眠発掘メールとは、過去に購入や申込があったのにもかかわらず、長期間アクティブでないユーザーに対して、アプローチをする手法のことです。

休眠状態にある顧客は、非常に関心が低い状態であるため、顧客の教育メールや、ただの販促メールでは反応をしてもらえません。

したがって、休眠状態にある顧客に対しては、下記のようなメールが送られます。

  • 手紙形式で、相手の近況を気遣うメール
  • 無料キャンペーンの告知
  • 期間限定・数量限定キャンペーンの告知

メールマガジン

メールマガジンとは、「購読者全体に一斉送信するメール」のことです。したがって、メールマガジンでは、属性ごとに内容を分けるターゲティングメールは別物であります。

「メールマガジンとメールマーケティングの違い」で戸惑われる方も多いですが、マーケティングの手法の一つがメールマガジンです。

リターゲティングメール

リターゲティングメールとは、ユーザーの行動をもとに、メールを送信する手法のことです。

例えば、次のような内容が挙げられます。

  • 商品ページを見たユーザーにメールでクーポンを送る
  • カートから商品を放棄したユーザーにメールでリマインドする
  • お気に入り登録された商品についてメールでリマインドをする

リターゲティングメールをきっかけに、サイトや商品ページへの再来訪を促すことが期待できます。

それぞれの使い分け

メールマーケティングの手法として、5つ紹介しましたが、それぞれの使い分けは下記のとおりであります。

ステップメール 既に「購入や申込」の段階にいる人に使う
ターゲティングメール(セグメントメール) 特定の顧客にのみ送りたいときに使う
休眠発掘メール 長期間反応がない人に使う
リターゲティングメール Webサイト・ECサイト内でのユーザーの行動にあわせて使う
メールマガジン すべてのユーザーに送りたいときに使う

メールマーケティングの用語集

あなたの検索の手間を省くために、メールマーケティングの専門用語をまとめました。

開封率

送信したメールのなかで、実際に開封されたメールの割合。
「開封数÷総配信数(×100)=開封率」で算出可能。

:「200÷1000=20%」
平均開封率16.65%(40億通のメール調査より。以下同様)。

クリック率(CTR/Click Through Rate)

メール内のURLや画像などがクリックされた割合。
「クリック数÷総配信数(×100)=クリック率」で算出可能。

:「168÷1500=1.12%」
平均クリック率1.85%

オプトイン

個人が企業に対し、メール登録や個人情報収集の許可を与えること。

オプトアウト

個人が企業に登録解除などの手続きを要請し、企業がその提供を停止すること。

平均オプトアウト率0.08%

HTMLメール

HTML形式で作成されたメールのこと。特徴は、文字の色や大きさの変更、画像や動画の挿入ができること。相手側の受信環境によっては、メールを適切に届けられない。

テキストメール

文字だけで作成されたメール。ハイパーリンクの設定は可能。どのような受信環境でも届けられるのが強み。

レスポンシブメール

パソコンやスマホ、タブレットなど異なるデバイスで閲覧されても、自動で最適なレイアウト(表示)になるように自動調整できるメール。

KGI(Key Goal Indicator)

「経営目標達成指標」のこと。メールマーケティングの場合は、メールを通したお問い合わせ数や購入数などがこれに該当。

KPI(Key Performance Indicator)

「主要業績評価指標」のこと。メールマーケティングの場合は、開封率やクリック率、オプトアプト率がこれに該当。

コンバージョン(CV)

「成約数」のこと。メールマーケティングの場合は、メール購読者が、会員登録や資料請求、商品購入などの行動を起こすことがこれに該当。

コンバージョン率(CVR)

総配信数に対する上記のアクションの割合。
「コンバージョン数÷総配信数(×100)=コンバージョン率」で算出可能。
:132÷3013=4.3%
平均2.96

ペルソナ

企業が理想とする特定の人物像。職業や年齢などを軸にする場合と、悩みや欲求を基準にする場合の2パターンある。

例1:34歳女性山口県在住。美容系の専門学校を卒業し、現在は美容師として勤務中。35歳の夫と結婚しており、5歳の娘と4歳の息子の4人家族。

例2:美容師として10年働いているが、この先のキャリア選択に悩んでいる。キャリア候補としては、店長への昇進か独立を検討中。独立は青天井の可能性があるが、失敗するリスクが高い。店長は、失敗するリスクは少ないが、激務という評判をよく耳にしている。そのような状況に置かれ、キャリア選択に頭を悩ませている。

カスタマージャーニー

ペルソナがどのように商品やサービスを知り、購入まで至るのかをロードマップとして描いたもの。

リードナーチャリング

見込み客(リード)を育成(ナーチャリング)すること。

コンテンツ

ウェブサイトやメールの内容を指す。

メールマーケティングの配信の流れ

①目標設定
②メールアドレスの獲得(配信リストの準備)
③メール作成
④メール配信
④メール配信⑤効果測定
⑥各要素の再考、改善

メールマーケティングに必要なもの

必要な機能1:グルーピング機能

自社が所有している顧客データをもとに、条件やステータスごとにユーザーを分類する機能です。メルマガ以外のメール手法において、メール配信前に使う機能です。

例えば次のような分類ができます。

  • 20代の女性
  • 広島県在住の30代OL
  • 自社製品を一度でも購入したことがあるユーザー
  • 子供用品に関心があるユーザー
  • 釣り好きのユーザー など

必要な機能2:測定機能

効果を最大化するためには、次の指標を測定し、分析・改善する必要があります。したがって、下記の測定機能を備えていることがよいツールの条件であります。

  • 開封率
  • クリック率
  • オプトアウト率
  • コンバージョン率

必要な機能3:HTMLメール作成機能

HTML形式のメールは、ビジュアル表現に富んでおり、ユーザーの反応率を上げられます。

実際に、ビジュアルを含んだ、メールとテキストのみのメールでは開封率、計測率に次の違いがでています。(グローバル企業による40億通のメール分析調査結果より)

開封率 クリック率 登録解除率
グラフィックあり 21.44% 2.68% 0.12%
グラフィックなし 15.02% 1.56% 0.12%

また、HTML形式でなければ開封率やクリック率の測定ができません。したがって、効果測定をするためにも、HTML形式を選択する必要があります。

なお、大半のメール配信サービスはHTML形式に対応をしているため、この点において提供会社の選定に困ることはないでしょう。

運用を手軽に行える

運用を手軽に行えるツールを選択することも、運用フェーズの運用コスト(人件費・制作費削減)をするうえで、重要な項目であります。

具体的には次の2つを備えたツールを選択することにより、運用コストを抑えられます。

  1. 配信ツールのUI(操作性)が優れたもの
  2. 簡単にビジュアルに富んだメール作成ができるもの

一つ目については、複雑な設計がされておらず、知識がない人でも直観的に運用を行える配信ツールを選択することにより、仮に担当者が欠けてしまった際にも、簡単に穴埋めができます。

二つ目については、ビジュアルに富んだHTMLを簡単に作成ができるツールを使うことにより、プロのHTML作成者に外注せずにすみ、制作費用(デザイン・コーディング費用)を抑えられるのです。

メール配信ツールの種類と特長

Blaynmail(ブレインメール)

メール配信ツール1出典:契約数9年連続No.1のメール配信サービス「ブラストメール」

ブレインメールには、次のような特塗があります。

  • 契約数12,000社を誇る人気サービス(大企業や官公庁も利用)
  • 簡単な操作でデザイン性の高いHTMLメール作成が簡単
  • 機能が豊富
  • 独自システムにより、配信エラーを大幅に削減
  • 7日間無料体験開催中
  • 料金プランはこちら

2021年2月24日時点

CombzMall PLUS(コンビーズメールプラス)

メール配信ツール2出典:高速×大量メール配信ならコンビーズメールプラス【Combz Mail PLUS】

コンビーズメールプラスの特徴は、次のとおりです。

  • 導入実績20,000社越え
  • 大規模サイトから個人サイトまで対応
  • 機能が豊富
  • 専門知識がなくともHTMLメールを作成可能
  • 30日間の無料トライアル開催中
  • サポート満足度 98%
  • 公式サイトにて成功事例集を配布中
  • 料金プランはこちら

2021年2月24日時点

WiLL Mail(ウィルメール)

メール配信ツール3 出典:メール配信システムはクラウドアワード連続受賞のWiLLMail

ウィルメールの特徴は、次のとおりです。

  • 「ASPICクラウドアワード」を2年連続で受賞
  • ドラッグ&ドロップでHTMLメールが作れる
  • 配信結果はグラフやヒートマップで比較分析できる
  • 機能が豊富
  • 14日間無料トライアル開催中
  • 料金プランはこちら

MAツールを導入する

MAツールの一機能として、メール配信サービスを活用する方法もあります。注意点として、あくまでも一機能であり、その他のMA機能に料金の大半が割かれているため、メール単体で利用する場合には向いていません。

MAツールの一例としては、BowNow(バウナウ)があります。

メールマーケティングの成果を上げるためのコツ

メールマーケティングで失敗をしないための戦略と戦術をご紹介します。

戦略1:メールを送る理由を決める(KGI設定)

まずメール配信の目的を明確にすることが大事であります。目的の例としては次のようなものが挙げられます。

  • ECサイトの商品購入を促し、ひと月の売り上げを30万円に
  • 新規購入者の継続購入を促し、リピーター率を30%まで引き上げる
  • 顧客満足度を86%まで上げる
  • セミナー来訪を促す など

戦略2:メールを送る相手を決める(ペルソナ設計)

特定の人物像(ペルソナ)や特定の人物層(ターゲット)を設定することにより、「誰に」「どんな価値を提供するのか」を明確にする必要があります。

既に蓄積されてある自社データやメルマガ用の顧客アンケートを実施して、自社顧客の実態を調査することにより、これらの設計が可能です。

40億通のメール調査により、送信する相手を明確にし、パーソナライズされたメール配信をすることにより次のような変化が生じることが分かっています。

開封率 クリック率
パーソナライズされたもの 21.75% 2.48%
パーソナライズされていないもの 18.75% 2.33%
出典:Email Marketing Benchmarks Getresponse

戦略3:メールの内容を決める

メールの内容は、見込み客の視点に立って考案しましょう。見込み客の関心を引くメール内容を決める際に役立つのが、アンケートです。

下記のように、外部調査機関が幅広い属性の人達に対して調査をしたものを参考にするのもよいですし、自社顧客に直接聞いてしまうことも手であります。後者の方が、より顧客の関心に沿った内容を送れます。

■思わず目を惹かれたメルマガやDMはどのような内容でしたか?

・「クーポン券が一緒についているDM」(20代/専業主婦/広島県)
・「商品を紹介することが少なくて、役に立ちそうなことを書いているメルマガは毎回読んでしまう」(40代/無職/大阪府)

・「最近購入したスキンケア商品の会社から来ているメルマガ。商品のおすすめはあったが、売らんかな姿勢ではなく、スキンケアについてのアドバイスや商品の使い方のレクチャーなど、役立つ内容が多かった」(40代/会社員/神奈川県)
・「商品使用体験レポートは実際の使用感が分かるので参考になる」(40代/無職/東京都)

・「メルマガにキーワードが載っていて、それが続きものでストーリー性があるもの」(50代/経営者・役員/東京都)」

引用元:【メルマガの開封率に伸び悩みを感じている企業担当必見!】自発的に読まれているメルマガについて調査しました!|株式会社アースダンボールのプレスリリース

戦術1:ダブルオプトインの利用 (13%上昇)

グローバルIT企業「Litmus」の調査結果によると、これからご紹介する戦術を活用することにより、投資対効果が13%~37%上昇した事例が確認されています。

一つ目はダブルオプトインの利用です。これにより、投資対効果が13%上昇しました。

ダブルオプトインとは、ユーザーがメール配信サービスに登録する際のステップを2段階にわける手法のことです。

1段階目 メールアドレスをファームに登録してもらう
2段階目 登録されたメールアドレスに確認メールを送り、そのメール内で詳細な個人情報を登録してもらう

実質的な手間は同じですが、見せ方を変えることにより、ユーザーに気軽に登録してもらいやすくなるのです。

戦術2:A/Bテストの継続的な実施(37%上昇)

A/Bテストにより、投資対効果が37%上昇しました。A/Bテストとは、配信グループをAグループとBグループに分け、異なる内容のメールを送って成果の違いを計測するテストのことです。具体的には、次のような方法でテストされます。

  • 件名Aと件名Bで比較
  • 内容Aと内容Bで比較
  • レイアウトAとレイアウトBで比較
  • メール内リンクAとリンクBで比較
  • 購読者属性Aと属性Bで比較

A/Bテストの王道手法は、一部だけ変える方法です。なにもかも変更したメールの場合は、成果に違いが出た際に、何が要因かが分からなくなってしまいます。そういった事態を防ぐために、地道に一項目ずつテストをしていくのが王道です。

戦術3:動的コンテンツを利用(22%上昇)

動的コンテンツを利用した場合は、投資対効果が22%上昇しました。動的コンテンツとは、顧客に合わせて表示される情報を変更する手法のことです。具体的には次のようなものです。

新規登録ユーザーA 「初回ご購入により、10%OFFクーポン配布」というポップアップを表示
商品購入済みユーザーB 「周りの方にご紹介し、購入に至った場合には、50%OFFのクーポンを配布」というポップアップを表示

実例で言えば、Amazonの例があります。Amazonは、それぞれの顧客の情報を分析し、メールにおいてパーソナライズされた「おすすめ商品」の情報を盛り込んでいます。

先ほどご紹介した「パーソナライズされたもの内容を配信する」と似ている節もありますが、別物です。前者は、メール件名や内容の話です。後者(今回ご紹介したもの)は、メール内のシステムの話であります。

戦術4:GIFを掲載(21%上昇)

GIFを掲載することにより、投資対効果が21%上昇しました。GIFとは、数秒間動き続ける画像のことです。

実例は、こちらのサイトをご覧ください。

戦術5:ライブ配信を行う(28%上昇)

ライブ配信を行うことにより、投資対効果が28%上昇しました。メール内でライブ配信の告知を行い、指定時刻にライブ配信をすることもユーザーの反応率を高めるうえで効果的です。

メールマーケティングの注意点

メールマーケティングを行ううえでは、注意点もあります。下記の項目を見落としてしまうと、損失につながってしまいますので、注意をしましょう。

総務省では、特定電子メールの送信の適正化等を図ることを目的として、「特定電子メールの送信等に関するガイドライン」を平成20年11月に策定し、運用しています。

広告・宣伝メールを送信する場合、当該メールは原則、特定電子メール法の規制対象となります。広告・宣伝メールの送信を考えられている方は、法律違反となってしまわないためにも「特定電子メールの送信等に関するガイドライン」をご覧いただき、特定電子メール法の規制内容及び望ましい広告・宣伝メールの送信方法等について理解を深めていただきますようお願いいたします。

引用元:迷惑メール対策 総務省

遵守すべき項目は大きく分けて3つあります。

  1. 同意の取得
  2. オプトアウト(配信停止希望への対応)
  3. 表示義務

遵守したメールの実例が、消費者庁の資料に添付されていましたので、ご紹介します。下記の項目内容を実施することにより、合法な運用が可能です。

メール実例引用元:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法) 消費者庁

テスト配信

メールの原稿ができあがった後には、顧客に配信をする前に、テスト配信をしましょう。誤字脱字、リンク先の確認なども、効果を最大化するうえで重要な項目です。

まとめ

今回はメールマーケティングの基礎から全体像について解説をしました。メールマーケティングの特徴をおさらいすると次のとおりです。

  • エンゲージメントを高められる
  • 人材不足でも顧客の追客を行える
  • 見込み客のステータス(検討度)を上げられる
  • 効果測定をしやすい
  • 投資対効果が高い

メールを通じて、顧客と接点を持ち続けることにより、顧客の温度感が高まっていき、最終的にはコンバージョンへとつなげられます。

今回のご紹介を通して、メールマーケティングの魅力に気づかれた方は、事業の業績を上げていくための一手段として、ぜひご検討してみてください。

ABOUT ME
アップくん
中国地方の総合大学卒。東証一部上場の大手キャリアショップを退職後、Webライターに。

当サイトでは科学的根拠(信頼性)を重視するため、 人の行動に関する論文・統計・理論を随時紹介します。

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